上以2/LS長トッセ=LS上以2/LS長トッセ=LS上以2/LS長トッセ=LS上以2/LS長トッセ=LS 右図のように、外径をガイド、または内径をガイドすることで スプリングの位置を安定させることを推奨いたします。 また、Z側と反対側に内径ガイドを使用して可動ストロークが 大きいときは、外径ガイドと逃げ穴を加工して下さい。外径をガイドする場合Z側C3程度D+1.5自由長が短い場合当社が推薦する長尺スプリングの荷重測定方法カタログに掲載するコイルスプリングは、常温(25℃)で使用することを想定して使用回数と許容たわみを設定し、それに基づき検査を行っております。常温を超えて使用する場合でも、一般的な使い方の場合80℃以内であれば大きな性能低下はありません。ただし使用条件により耐久性は大きく左右されますので注意が必要となります。 ※熱の影響で耐久性が低下する主な使用条件 ・初期たわみ量が大きく、その状態のまま保持する時間が長い ・使用速度(繰り返し速度)が速い ・ストローク量が大きい(初期たわみと使用最大たわみの差が大きい)これらの項目にあてはまる場合は、カタログに記載する使用回数以下でメンテナンスして下さい。耐久性の低下は、使用回数の減少、荷重(ばね定数)の減少、自由長の減少となります。 ※スプリングの耐熱温度は、線材の耐熱温度(丸線120℃、異形線220℃)と比較し低くなります。必ず許容たわみの範囲内で使用して下さい。その際許容たわみにより使用回数が異なりますので、金型寿命とのバランスを考慮して下さい。許容たわみを超えて使用した場合、使用回数や荷重が減少するだけでなく、折損にいたり金型に悪影響を及ぼすことがあるため注意が必要となります。また、密着長は目安値であるため、密着長付近での使用は極力避け、荷重または自由長を再設定して下さい。密着する状態で使用した場合、自由長や荷重(ばね定数)が減少し、最大使用回数が低下します。(1)可動での繰り返し衝撃による破損を避けるため、初期たわみを取るようにして下さい。(2)スプリング軸線に対して平らで垂直な面に取り付け、偏荷重を発生させないようにして下さい。(3)座屈を防止するため、必ず外径または内径をガイドして下さい。(詳細は、下図を参考にして下さい。)(4)異物の挟み込みによる破損を防止するため、使用環境に注意して下さい。(5)直列に2個連ねて使用すると、接触面が安定せず、座屈が生じトラブルが発生しやすくなります。(6)内外に2個を組み合わせて使用すると、内外の干渉による摩耗が発生し破損の原因となります。(7)耐久性に影響を及ぼす恐れがありますので、他社品と混在して使用することはお避け下さい。上図を参考に穴径を設定して下さい。スプリングは、たわみとともに外径D寸法が膨らむため、穴径が小さいとスプリングが接触して応力が集中し、折損が発生する恐れがあります。また、穴が浅いと横方向にたわむことで外径に強い擦れが発生し、折損が発生する恐れがあります。穴の深さはセット長の半分以上として、入口にC3程度の面取り加工することを推奨いたします。 Z側の加工について自由長の長いスプリングを圧縮して荷重を測定する場合、スプリングガイド(又はシャフト)を入れて測定します。座屈等による荷重測定誤差を緩和し、より正確な測定が行えます。目安として・スプリングの長さ:自由長÷外径≧3・スプリングガイドの太さ:スプリング内径ー1mm程度・貫通穴を開けた圧縮板を用いると、より安全に測定が行えます。Z側(D+2)以上C3程度D+1自由長が長い場合内径をガイドする場合C3程度Z側d−1自由長が短い場合外径をガイドD+1.5d−1内径をガイド外径ガイドと逃げ穴スプリングガイド圧縮板スプリングDdDd55(d−2)以下C3程度d−1自由長が長い場合上図を参考に軸径を設定して下さい。軸径が大きいと、スプリングの内径が軸と接触して摩耗が発生し、摩耗部を起点とした折損が発生する恐れがあります。また、軸径が小さいと、横方向にたわむことで内径に強い擦れが発生し、折損が発生する恐れがあります。軸の長さは、横方向のたわみを小さくするために、セット長の半分以上として入口にC3程度の面取り加工することを推奨いたします。Z側安心してご使用いただくための注意事項使用温度について使用たわみ量についてその他、性能を損なわないための注意事項932使用上の注意事項
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