PRESS2012
1158/1262

ecbatcbatcbatd1)切口に格別の要求がないときは①の数値を用いる 2)多量生産用金型は②1/2〜③1/3の数値を用いる 3)切口が板面に垂直であることを望むときは③1/3の数値を用いる 4)精密打抜き、仕上げ打抜き、拘束せん断は、可能な限り小さなクリアランスを用いる 5)プラスチック(樹脂)のせん断も可能な限り小さなクリアランスを用いる 過少パンチダイ過大パンチダイ適正パンチクリアランス 打抜き、穴あけ加工を行う場合、上刃(パンチ)と下刃(ダイ)のすきま(クリアランス)を適当に設定する必要がある。 一般的にはせん断面(光って見える部分)は板厚の1/2〜1/3で破談面はざらついて見える。 適当なクリアランスは一般に板厚の5〜10%で、硬い材料ほど大きく設定する。各種金属材料の一般作業クリアランス(板厚t≦3mm)材料クリアランスの変化と断面の関係a…だれ    b…せん断面(光った部分)  c…破断面   d…2番せん断面  e…かえり  t…板厚打抜きと穴抜き パンチとダイで打抜きを行う場合、打抜かれたブランクが製品になるときはダイの寸法を正寸にします。 また、穴抜きで穴の寸法が必要な場合は、パンチの寸法を正寸にします。純  鉄軟  鋼硬  鋼けい素鋼ステンレス鋼銅(硬質)銅(軟質)黄銅(硬質)黄銅(軟質)りん青銅洋  白アルミニウム(硬質)アルミニウム(軟質)アルミニウム合金(硬質)アルミニウム合金(軟質)鉛パーマロイクリアランス(片側)②多量生産用3 〜4.5%t3 〜4.5%t3 〜6 %t3.5〜6 %t3.5〜6 %t3 〜5 %t3 〜5 %t3 〜5 %t3 〜5 %t3 〜5 %t3 〜5 %t3 〜5 %t2.5〜4 %t3 〜5 %t3 〜5 %t3 〜4.5%t2.5〜4 %t1156①一般6〜 9%t6〜 9%t8〜12%t7〜11%t7〜11%t6〜10%t6〜10%t6〜10%t6〜10%t6〜10%t6〜10%t6〜10%t5〜 8%t6〜 8%t6〜10%t6〜 9%t5〜 8%t③切口の垂直重視2 〜3 %t2 〜3 %t2.6〜4 %t2.3〜3.6%t2.3〜3.6%t2 〜3.3%t2 〜3.3%t2 〜3.3%t2 〜3.3%t2 〜3.3%t2 〜3.3%t2 〜3.3%t1.6〜2.6%t2 〜3.3%t2 〜3.3%t2 〜3 %t1.6〜2.6%t打抜き・穴あけ加工におけるクリアランス設定

元のページ  ../index.html#1158

このブックを見る