PRESS2012
1151/1262

LOOTREPPULOWERTOOL 6.1.G.58.00.39.821.12020005031.60±053115=Wφ10+0.005 0  φ3R10φ1.0φ3±0.002図1 金型組立図図2 試験用パンチ図4 バリ高さ00 −02FRONTSIDE P.1150C0.31.51.61.61.6耐摩耗性の評価方法製品に発生するバリの高さ(図4)でパンチの耐摩耗性を評価する。バリの高さは、3万ショット毎にスケルトンをサンプリングして測定する。測定には、センサー式ダイヤルゲージを使用し、測定におけるバリの変形を防止した。評価方法の補足製品に発生するバリは、パンチの摩耗とダイの摩耗により発生するが、今回の試験ではダイの摩耗は少ないと考え、その影響は考慮しなかった。実際に、試験後の刃先状態の写真(写真3、5、7)からも、パンチの摩耗が激しく、ダイの摩耗がほとんど無いことより、影響が無かったことが解る。また、製品の寸法精度も評価方法の一つとしてあげられるが、抜き形状が丸の場合は寸法変化が少ないため対象外とした。試験結果同材質でTiCNコーティング処理あり・なしの比較を、以下の項目で整理した。(1)バリ高さの推移(グラフ1、2、3)(2)バリ状態の推移(写真2、4、6)(3)試験後の刃先状態(写真3、5、7)材質毎に(SKD11相当、SKH51、SKH40)、グラフと写真をまとめた。 写真1 試験専用金型1149

元のページ  ../index.html#1151

このブックを見る