H①HD②HH③④H⑤D=長合嵌D=長合嵌考慮点スプリングの密着高さ接触状態図下死点位置に対する考慮ボールガイドタイプは、ポストとブシュの間に介在するボールリテーナが金型ストロークと連動して移動するため、下死点時のボールリテーナ位置を考慮したポストの選定が必要となります。下死点位置ポストとブシュの間で、ボールリテーナが一番長く介在する高さ。この位置での剛性が一番高く、型設計ではこの高さを考慮する必要があります。推奨高さブシュとポストの間に介在するボールリテーナの長さがポスト径と同等になる高さ。剛性を考慮した最低限必要な嵌合長さで、この高さ以下での使用を推奨します。高い位置の限界ポストが長い場合で、金型ストロークによりボールリテーナの嵌合長さがポスト径Dと同等まで短くなる高さ。剛性を考慮し、この高さ以下での使用は推奨しません。ポストが短い場合で、ボールリテーナが3状態に達する前に、リテーナ用スプリングが密着する高さ。型設計では、この高さに対して安全値を見込む必要があります。低い位置の限界ポストが短い場合で、ボールスライダが3状態に達する前に、ブシュがホルダに接触してしまう高さ。型設計では、この高さに対して安全値を見込む必要があります。1062No.ボールガイドポスト長さの選定目安
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