PLASTIC Ver.7
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特注製作品特注コーティング処理について93私たちは環境にやさしい商品をお届けします。② 角部は、成膜がR状になることがあります。精密用途ではそれをご考慮いただき、ご使用下さい。CrN(窒化クロム)硬度が高く耐摩耗性に優れ、さらに耐焼付性、耐食性及び耐高温酸化性を併せ持つコーティングです。高温あるいは腐食環境下でも優れた特性を示すことより、主に樹脂成形型やアルミダイキャスト型に用いられます。DLC(Diamond Like Carbon)炭素膜の一種ですが、ダイヤモンドのように硬いという意味よりつけられた名称です。摩擦係数が非常に低く潤滑性もあることにより、離型性改善に適したコーティングです。成膜温度が低い(*150〜250℃)ため寸法変化も少なく、精度要求の高い金型にも処理が可能です。*指定したDLCの種類によっては、この範囲を超える場合がございます。(2)寸法変化や変形が発生した場合、コーティング前に加工された形状のため修正することが出来ない。(3)母材自体が変質することもあり、それを調質することでさらに変形が発生することがある。問い合わせ下さい。 化学蒸着法(CVD)コーティングの対応についてTiC(炭化チタン)に代表される化学蒸着法(CVD)コーティングは、下記のような優れた特長を持っております。当社におきましてもその対応は可能となりますが、下記のようなコーティング処理での問題点も持ち合わせておりますので、その点をご考慮いただき、要求精度にお応えできるかを確認させていただいたうえで、ご注文とさせていただきます。化学蒸着法(CVD)コーティングの特長(1)処理温度が高いことにより膜の密着力が良好である。(2)代表的なTiC(炭化チタン)コーティングでは、その膜硬度が3800HVと非常に高い。(3)複雑な表面形状においても、均一に成膜される。(4)比較的容易に、複合多層膜の生成が可能である。問題点(1) 処理温度が約700〜1200℃と高く、先に加工されている刃先形状などの寸法変化や、そり・曲がりなどが発生しやすい。また、高温によりエッジ部のだれも発生しやすい。色調:シルバー色調:ブラックコーティング特性による注意事項ご使用いただくにあたり、以下の点にご注意下さい。① コーティング範囲の仕上り寸法公差は、±0.005を上限としてご検討下さい。それ以上の精度が必要な場合はお

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