PLASTIC Ver.7
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SPRUE BUSHINGS − SMALL HOLE TYPE − GUIDE860http://www.punch-pnet.com/punch/ノズル径φ3スプルー径φ2型開き後スプルー掃い完全に固まらない樹脂がパッキンの役割をする成形サイクル中はそのままの状態で行うパンチネット小径穴スプルーブシュの概要ノズルタッチ部にざぐりを設けてあるため、スプルー径を成形品の大きさに合った太さで自由に選定でき、樹脂量の低減を図ることができます。ノズルタッチ部に(ざぐり)アンダーカット部が形成されます。この部分が樹脂もれを防ぐパッキンの役割を果たし、スプルー掃い時ざぐり部はリング状に残ります。通常のスプルーブシュノズル径φ3スプルー径φ3.5ノズル径よりスプルー径が大きければ樹脂もれの心配はなし射出時スプルー径ノズルタッチ部にざぐりを加工通常のスプルーブシュでスプルー径を細くした場合ノズル径よりスプルー径が小さい場合樹脂もれを起こす小径穴スプルーブシュは成形時間の短縮と樹脂材料の無駄を省くことを目的に開発しました。スプルー径は一般的に射出成形機のノズル径より0.5mm大きく選定します。また、スプルー部出口側の径は抜き勾配を0.5〜4°程度付けるため、スプルー部の長さによりかなり太くなってしまいます。今まで携帯電話機の部品や電子部品など小さい成形品でもノズル径に合わせてスプルー径を選定するため、成形品の大きさに比べスプルー径及びランナー幅が太くなり、廃棄になる樹脂量も少なくありませんでした。また、スプルー径及びランナー幅が太くなるために冷却時間の増大に繋がり、成形サイクルを短くしにくいという問題もありました。今回の小径穴スプルーブシュは、ノズルタッチ部にざぐりを設けてスプルー入口径を射出成形機のノズル径に関係なく選定できるようにしました。小径穴スプルーブシュの場合ノズル径φ3スプルー径φ2+ざぐり加工ざぐり加工があるため樹脂もれを起こさない小径穴スプルーブシュ概要

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