PLASTIC Ver.7
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▼パンチカートリッジヒータの特長▼取付け穴加工▼ご使用上の注意点10+D.Dmm03〜01CARTRIDGE HEATERS − GUIDE1150http://www.punch-pnet.com/punch/● 穴の加工時に使用したオイルは完全に除去してください。残ったオイルが加熱されると炭化物となり、熱伝導● ヒータールブⅡ(  プラスチック金型用部品カタログ P.1177)をお使いになれば、隙間部分を充填して空気パンチネット●パンチのカートリッジヒータは厳しい品質管理の下で製作された、高性能、長寿命のハイワットヒータです。●ハイニッケル合金の発熱線を高精度に巻き上げた巻線部。●独自の高純度マグネシアを高密度に充填、圧縮行程を経て極限まで高められた内部密度。●高品質のための技術と行程が惜しみなく投入されているため、長寿命化を実現しています。●熱伝導を良くすることが重要です。●穴径とヒータ径の差は極力小さくして下さい。● 目安として片側0.05mm以下(φ10の場合、穴径はφ10.1)。穴の内面は平滑に仕上げて下さい。リーマによる加工を推奨します。が悪くなります。クリアランスが広すぎたり熱伝導の悪いところは過熱し、ヒータが切れやすくなります。溜りを追放し金型とヒータを一体化させます。 ●取付け穴内部の油分を完全に取り除いて下さい。トラブルの原因になることがあります。●空気中での加熱は避けて下さい。空気中では放熱されず過熱し、トラブルの原因になることがあります。●金型より発熱部が出ているとその部分が過熱し、トラブルの原因になります。ヒータールブⅡ隙間が大きいと過熱しやすい密着していると熱が伝わりやすいカートリッジヒータサーモカップル固定用ボルトフランジカートリッジヒータカートリッジヒータとサーモカップル(熱電対)の距離は10〜30mmに設定して下さい。距離が開きすぎると適正温度に保つことができません。ヒータの穴径はヒータの外径プラス0.1を目安とし、できるだけ滑らかに仕上げて下さい。ヒータをセットする際にはヒータルブⅡを塗布し、隙間を埋めるようにします。穴が曲がっていたり径が大きいと、隙間ができ熱が伝わりにくくなり、部分的に過熱し、断線の原因になることがあります。カートリッジヒータ 概要

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