PLASTIC Ver.7
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ランナストリッパプレート固定側型板可動側型板H506886HS123421115GUIDE BUSHINGSーHEAD TYPE【PL面が開いた状態】【型を閉じた状態】1084http://www.punch-pnet.com/punch/■カムロック■カムホルダ■スライドロックさらに可動側を開いていくとリリースバーの先端付近でロックが解除される、この点がリリースポイントです。カムロックがスライドロックからはずれフリーな状態になり、PL面が開く■リリースバー■スライドホルダ射出成形金型において、3プレートタイプの場合、型板の開く順序(閉じる順序)は重要な意味を持っています。P1(ランナープレート)P2(キャビプレート)P3(コアプレート) とした場合、●可動側の型板を引いていくとPL(パーティングライ ン)が開く前にP1とP2の間が開き、スプルーブシュ からスプルーをまたランナーを引抜きます。●次にPLが開き製品を取り出します。●型板が閉じるときはカム等を破損しないようにPLが 先に閉じ、P1が閉じます。可動側が開き始めてもカムロックがスライドロックに固定されているため、パーティングラインは開きません。左表はサイズ別のカムホルダとスライドホルダを合わせた高さH寸法です。カムホルダ端面とリリースバーの先端の寸法Sがリリースポイントで、サイズにより左表の通りとなります。左右2セットのパーティングロックのリリースポイントを合わせてお使い下さい。S寸法は目安として、実際には現物合わせをおすすめします。ご注意●金型を閉じる場合は4→3→2→1の順に動作しま すが、PL面が完全に閉じていない場合でも、スライド ロックは後部のバネで支えているため、スライドロッ クが後退することにより破損を防ぐことができます。●パーテイングロックユニットは必ず2セット以上でご 使用下さい。●2セットのリリースポイントは揃えてお使い下さい。 ポイントが異なると開く(又は閉じる)タイミングが ずれ、破損の原因になる場合があります。●2セット用いた場合で、使用可能な1型あたりの荷重 の目安は、PPLS(1ton以下)、PPLM(1.8ton以下)、 PPLL(4ton以下)です。※上図は動作説明のため、カムホルダはカムロックが、スライドホルダはスライドロックが見える状態で表しています。パンチネットP3PLP2P1 No.PPLSPPLMPPLL No.PPLSPPLMPPLLS(mm)パーティングロックユニット 概要▼パーティングロックユニット 動作の説明

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